木綿は天然の植物繊維です。吸湿性と保温性があり、昔から使われ続けている綿のふとんは日本の文化でもあります。
陽に干したあのにおいと寝ごこちは木綿のふとんだからこそ味わえるものです。
しっかりと体を支えてくれる敷きふとんは長年使っていると、中に入っている綿も元気がなくなり固くなってしまいます。
そうしたら「打ち直し(ペチャンコになったふとんをふっくらと再生すること)」をすれば何十年と使え、自分の愛着のあるふとんを使うことが出来ます。


生地も“今風”

人気の“三河木綿”

掛布団。今は昔ほど重たくない。


最近、「木綿ふとんの打ち直しをどこの店に頼んでよいのかわからない」
「信頼できる店に頼みたいんですけど、どこがいいのかわからない」
などというお客様の声をよく聞きます。

本多快眠堂に任せていただければ良いのですが、遠い地域のお客様はなかなかそうはいかない。

ということで、信用できるお店の見分け方をチョットご紹介。

実は木綿ふとんを仕立てれる職人といわれる人はものすごく少ないの。
ましてやその中で国家資格の寝具製作一級技能士の資格を持っている職人はごくわずか。
最近、頑張ってる若き布団職人もいますが、でも本当に少ない。

布団屋の数と比べると職人の数は全く少ない。
だからほとんどの布団屋は、布団の仕立てができる別の布団屋に頼んで作ってもらってる、
というにが現状。
で、その布団屋は平気な顔をして「うちの職人が作りました」と言い張る。

おかしな話ですが、布団業界ではコレ当たり前。

ということで、本当に信用できる店か?をチェックするには、店の奥に“ミシン”があるかどうかを見てください。

まぁ、別の部屋にあることもあるのでこれが絶対ではないのですが、
だいたいの布団職人は店を営業しながらミシンで生地を縫ってることが多い。
だから店の奥には“ミシン”があるの。一度、気を付けて見て下さい。

本多快眠堂はというと、ありますよ、もちろん。その横にアイロンもね。
それに加え本多快眠堂は布団屋では珍しい、実際に布団を仕立ててる部屋がガラス張りになってて、
いつでも仕立ててる作業が見れるの。
どうやって布団を作ってるかが丸見えね。

「いい加減な仕事はしない」という決意の表れです。
そして見られても恥ずかしくない技術を持ってる証ね。

人生の三分の一が睡眠。その睡眠に絶対に必要な布団。
そんな大切な布団はやっぱり信用できる布団屋でお願いしたいよね。


ベッド用にも仕立てます。


ふとん職人
本多 直也
国家資格一級寝具製作技能士
寝具科職業訓練指導員
睡眠環境診断士
睡眠改善インストラクター
愛知県寝具製作技能競技大会 優勝
寝具製作愛知県知事賞受賞